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日立コードレス スティッククリーナーPV-BC400の修理

編集後記
この記事は約3分で読めます。

数年前にふるさと納税でもらった、日立のコードレス スティッククリーナーPV-BC400が、突然充電できなくなってしまったので、修理しました。

メーカー修理がお勧めですが、自分でできる範囲で修理してみましたので共有します。ご自分で試す場合は、あくまで自己責任でお願いします。

メーカーサイトはこちらです。

不具合の症状

今回の不具合の症状は、充電台に掃除機本体を戻しても、充電が開始されない、という症状でした。

正常な状態であれば、充電台に本体を戻すと、本体上部のLEDが赤色点灯し、充電開始となりますが、不具合発生時は消灯のままとなり、充電が開始されません。

バッテリーに電力が残っていれば、まだ掃除機が利用可能ですが、このままではいつかバッテリーの電力がなくなり、掃除機が利用できない状態となります。

原因

当初、本体のバッテリーの劣化を想定していたのですが、結論から申し上げますと、今回の不具合の原因は充電台内部のリード線が(おそらく経年劣化により)切断されたことが原因でした。

皆様も、類似の症状が発生した場合は、本体の修理ではなく、充電台の不具合をまずは疑った方が良いと思います。

テスターで充電台の端子間の電圧を確認するだけで判断可能ですので。

充電台の修理

充電台は簡単な構造ですので、修理も簡単です。

裏ブタを開けます。

下の写真では、赤色のリード線が切れてしまっていることがわかると思います。

白い箱の中は充電回路が収納されています。今回は回路側は修理不要でした。

リード線の被覆をはがしてはんだ付けしました。

バッテリー交換

ついでに、掃除機本体のほうも分解して、リチウムイオン電池の交換も行いました。

PV-BC400用のバッテリーは、PV-BC500用のものが流用できました。

こちらのサイトで購入しました。

2020年5月ころの値段で日立掃除機用充電池[PV-BC500 MJB] が14,904 円でした。

バッテリーだけ交換する予定だったのですが、バッテリーに充電制御の基盤が付属しており、同時に交換する必要がある、とのことでした。

基盤は本体を分解しないと交換できません。本体の分解は大変ですので、細かい部分の説明は省いて、写真だけ載せておきます。

基盤はモーターといっしょのケースに収納されていますので、さらに分解します。

下の写真の右側が充電制御の基盤になります。

新旧のバッテリーを並べるとこんな感じです。

右側の黄色っぽいラベルのほうが新しいバッテリーです。バッテリーの型式は25R6S1Pで、電圧は21.6Vと記載がありますね。

まとめ

日立の掃除機PV-BC400が充電できなくなったため、修理を行いました。

充電台のリード線のはんだ付けだけで直りましたので、作業時間は15分程度、部品代は0円となります。

ついでに行ったバッテリー交換作業の作業時間は3-4時間、部品代は約15000円となります。

バッテリー交換作業は、基盤の交換作業が大変ですので、あまりお勧めできません。ご自分で試す場合は、あくまで自己責任でお願いします。

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