フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランRライン(MY2018)の後部座席用エアコン吹き出し口が、子供にけられて破損しました。
簡単に修理できるかと思いましたが、吹き出し口の部品はトリム全体と一体化していて、部分的な修理ができませんでしたので、今回、交換部品の検索、取り寄せまでを行いました。
破損状況確認
普段、2列目シートの真ん中にチャイルドシートを設置しています。平日はほぼ毎日、子供を乗せて保育園へ送り届けています。
吹き出し口が破損したのは、買い物に行った帰りだった気がしますが、ルーバーのつまみが外れてしまいました。
![破損状況](https://8091.info/wp-content/uploads/2020/11/img_2803-scaled-e1609072222654-1024x768.jpg)
つまみはルーバーを前後で挟み込んで固定するような作りとなっていて、部品の前面から頑張って押してももとには戻りません。
また、ルーバー自体も、付け根が折れてしまっており、仮につまみをうまくもとに戻せたとしても、修復は難しそうでした。
上記の写真で、下から3つ目のルーバーが、左端で破断しているのがわかると思います。
修復方法の検討
つまみは、カチッとはまるところまではいきませんでしたが、何とか外れない程度までは接合できたので、ホームセンターでルーバーの破損個所を瞬間接着剤で修復してみました。
普通の瞬間接着剤と、プライマーを使った接着剤の2通り試しましたが、どちらも接着できませんでした。
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/img_2805-500x667.jpg)
今さらですが、上記の写真の接着剤はポリエチレン・ポリプロピレン用でしたね、今回はABS用の接着剤を使用しないとだめだったのかもしれないですね。。。
とりあえず、修復はあきらめて、トリム全体の交換を検討することにしました。
部品の検索
破損した部品の型番をもとにネットを検索して、みんカラのHappeiさんのページで同じことをやっていることを見つけました。そちらを参考に、同じ部品を手配することにしました。
破損した部分は、大きく3つの部品で構成されていて、それぞれ型番が刻印されていました。
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2799-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2800-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2801-800x600.jpg)
各型番で検索を繰り返したところ、catcar.infoというサイトで以下の表のような対応関係が判明しました。
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/58858af0248f1434c6b65da183d3db86-800x343.jpg)
取り外した部品に表記されていた型番 | 調べた結果 |
---|---|
5TA819203 | 上図のNo.22 vent rear単品 |
5TA864531 | シガーソケット取り付け部分単品 |
3G0907049E | コントロールスイッチ単品 |
5TA864298E82V | リアベント全体のassy(シガーソケット、コントロールスイッチを除く) |
「5TA864298E82V」の型番がASSYになるようでした。
この型番の中の「E」はおそらく、モデル(LHD、RHDとMY2016、MY2018の組み合わせ)を表しているのではないか想定しています。同じ型番で「5TA864298D82V」のように、Dモデルも載っていました。
最後の「82V」の部分は色の指定になるかと思います。他の型番としては「RM5 ストームグレー」などもあるようです。今回、Rラインの内装のチタンブラックは82Vとなるようです。
部品購入
こちらのオートパーツエフさんのサイトの「VW外部サイト部品カタログ」メニューから部品のカタログを漁って、「5TA864298D82V」が発注できることを確認しました。価格は約2万円でしたが、ネットの情報によるとディーラー修理だと、3万円くらい(工賃があるので、それくらいになりますよね)するようなので、DIYで対応することにしました。
eBayなども検索してみましたが、送料など考慮すると、オートパーツエフさんから購入するのが最安でした。
届いた部品がこちらになります。
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3881-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3882-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3883-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3884-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3885-800x1067.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3886-800x1067.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3887-800x597.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3890-800x597.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3889-800x597.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3891-800x600.jpg)
![](https://8091.info/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3890-1-800x597.jpg)
幸い、破損した部品と全く同じ部品を入手できました。
あとは、シガーソケット部分とエアコンの温度調整スイッチを移設すれば準備完了となります。
蛇足ですが、シガーソケット部分の裏側には、コネクタ増設用のソケットが2口ついています。海外ではこの部分にモバイルデバイス充電用のUSBコネクタが装着されるようでした。
海外からUSBコネクタ付きの部品を取り寄せてカスタマイズするのもありかもしれないです。
シガーソケットに取り付けるタイプのUSB充電器をつければ同じことが実現できますが、スマートな見た目が実現できます。費用対効果を考えると、余裕のある人向けのカスタマイズですね〜。
まとめ
子供がまだ未就学児のため、現時点で交換したとしても、再度破損してしまうリスクがあるので、今回取り寄せた部品の取り付けは先送りすることとしました。
自動車部品全般に言えることなのかもしれませんが、部品の型番には、単体の型番と単体を組み合わせたアセンブリ(ASSY)型番があるようです。
とりあえず、見つけた型番を手あたり次第に検索すれば、時間と手間はかかりますが、どれが目的の型番なのか、あたりはつけられるかと思います。
あるいは、ディーラーに相談した方が早いかもしれないですね。。。
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